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勢いでフリーランスになったので、思いのままに記録を残します

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楽することを覚える


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楽して儲けることは正しい

例えば、8時間で割り振られた仕事を2時間で終わらせる手法を実践した場合、残りの時間は仕事を追加するべきなのでしょうか。
私はそうは思えません。そんなことをしてしまうと、よりよく実践する意欲を奪ってしまいます。
人を雇う組織にしてみれば、短時間で仕事を終わらせる人物は確かに有り難いでしょう。
しかし、どれだけ仕事をしても実際に収入にはつながらないのです。
サラリーマンであれば、残業をする人のほうが給与が高くなるという、本末転倒なことも多いでしょう。

 

仕事量を増やしても収入は増えない

フリーランスと言えどもプログラマーの場合は大抵の場合は最低限の勤務時間が決まっています。
ものすごく早く仕事を終わらせても、その分仕事を振られて作業量が増える事になります。
フリーランスの仕事の大前提は、「依頼された仕事」を「遂行させる」ことです。
「依頼された仕事」を自分から積極的に増やしてしまうと、「遂行させる」ことさえ難しくなります。

また、仕事をこなしすぎると、同じ顧客から仕事を受ける際に、遂行の前提となるスケジュールが最大限に効率よく仕事をした場合の物となってしまうなど、逆にデメリットになってしまう可能性があります。

私の場合だと、もともとスケジュールが厳しいのでかなりの無理をして仕事をこなしました。
しかし、その次の仕事も限界を前提とした作業量となってしまい、かなり苦しい思いをしました。
その次の仕事を受けるべきかはひどく迷うこととなり、自分にとっても顧客にとってもデメリットになっていました。

私が提案するのは、「業務を遂行させる」ことを100%とするならば、5~10%程度の付加価値をつけることです。
付加価値をつけるということを次の項で説明します。

余った時間は何をするべきなのか

余った時間はサボれというわけではありません。
私が提案するのは、「余裕作業」を行うことです。
プログラマーであれば、ソースコードの自己レビューや他の人が描いたコードを参考に、自分の及ばない点や改善点を見つけること。
ソースコード・仕様書のチェックリストなどを作成し、共有して全体の品質の向上に貢献すること。
管理業務であれば、全体のタスクを見直して業務の問題点を精査すること、次回の改善点を見つけること。
どんな仕事でも、完璧になるということは滅多にありません。
敢えて粗探しをすることで、あくまでスケジュール内の作業時間を有効活用します。
以上のように、負担としては小さいけれども、確実に自身の能力の向上・顧客の満足度を上げることを見つければよいのです。

割り振られたスケジュールの量を増やさず、スケジュールの範囲内で質を高める行動を行うことで、自身は無理なく「業務を遂行」し、顧客は単純に「業務を遂行」された結果よりも完成度の高いものを受け取ることができるWin-Winの状態にすることができます。

休憩は適度に入れるべき

デスクワークを行う場合は、特に意識して休憩を入れたほうが良いでしょう。
軽く歩くだけでも、体の調子はかなり良くなります。
できることならば、外の空気を吸って深呼吸をし、肩を回すなどのすぐにできるストレッチを1~2時間に1回位ずつ行えば、爽快な気分で仕事ができるでしょう。
休憩も業務の一環とみなすべきです。

まとめ

仮に自分が200%のスケジュールをこなす業務遂行能力を持っているとしても、それを安易に発揮することは行わないほうが良いでしょう。
営業などの成果が収入や実績に直接関わる状態であればよいのですが、大抵の場合は自身にとってデメリットになります。
あくまで、100%のスケジュール内で質を高め、100%よりも少し良い状態を目指せば良いでしょう。

200%の業務をこなすのであれば、それに見合った収入の仕事を探すなり、売り込むという選択肢がフリーランスであれば選択できます。

また、フリーランスであろうとサラリーマンだろうと業務中に僅かな休憩を挟むことを意識すれば良いです。
長時間作業するよりも結果的には良い結果をもたらします。

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