このマンガ、ゼウスとアダムが殴り合ってるよ
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久しぶりにクリティカルヒット
最近、面白いマンガはそこそこ見つかりますが、急いで続きをどうしても見たいと思うマンガはまれでした。
しかし適当に面白そうなマンガを買い漁っていたら、ついに見つけました。
それは「終末のワルキューレ」です。
あらすじ
好き勝手に振舞う人類に愛想をつかし神々が人類を滅ぼしてしまうことを決定する直前、戦乙女(ワルキューレ)の長女であるブリュンヒルデが神々を挑発し、待ったをかける。
ブリュンヒルデの提案により人類の英雄代表13人と神が1体1勝負(タイマン)で戦い、先に7勝した方が人類の存続を決定する、「神VS人類最終戦争<ラグナロク>」が勃発する!
人類の先鋒として三国志の呂布奉先、神々の先鋒として北欧神話のトール神の戦いが始まる!
評価
人と神がタイマンで戦うマンガって案外ありませんでした。*1
シンプルな題材ゆえに純粋な面白さが求められますが、非常に高い画力、構成力により有無を言わさず引き込まれていきます。
欠点としては、神々の戦いという割にはこじんまりとしていることでしょうか。
そして、呂布の後には雷電為右衛門やシモヘイヘ、ニコラ・テスラ、ジャック・ザ・リッパー、ノストラダムスといった独特な(僕の考えた最強の人類的な)布陣が続きます。
どう戦うか予想もできません。こんなの、予想できてたまるか。
面白いマンガが読みたいならとりあえず買っておけ、と一押しの一品。
後、ヒルデさんは最初は(人類から見ると)マジ女神って印象だったのに、顔芸で徐々に崩れていくのが地味に面白い。最終話まで行くと骨格どうなるのだろうか。
トール vs 呂布(1巻~2巻)
そして始まる男どもの正統派バトル。
神様と殴り合っても違和感のないキャラですね。
まあ、呂布だし。
この時点では凄く画力が高いな、迫力あるな、とかヒルデさんの顔芸が面白いな、くらいで完成度が高くて今後も期待できる面白いバトルマンガくらいの認識でした。
ゼウス vs アダム(2巻~)
!?
なぜにアダム。エロマンガを読んだ罪*2で楽園を追放されたことを恨んでいるのか。
葉っぱ一枚の少年?息子のアベルとカインは服着てるのに。ぱっと見は完全にネタ枠。
1戦目が正当派バトルだった分、予想が全くできない。
そして始まるまさかの正統派バトル(ステゴロ)。漢の中の漢ってそういう。
ゼウスはコミック2巻時点でアベルにフルボッコにされてるけれど、神器(クソチート)なしで戦っているので逆転する気配しかない。
ケラウノス持ったゼウスとか悪夢でしかないし。
※この時点での最大の被害者は、本来の2回戦の相手だったシヴァ神。弱いはずがないのに神器(クソチート)を使っていないゼウスより格下感が。
あと、ヒルデさんの顔芸がどんどんすごくなっている。
そして、パロディ要素が多少増え始める。わかる限りだと北斗の拳のアインとエヴァンゲリオン。
ポセイドン vs 佐々木小次郎(コミック3巻予告)
!?!?
神側全力出しすぎじゃないか?ポセイドン=ゼウスに次ぐ実力。人類側が勝てる気がしない。7回ストレート負けもありえるか。
人類側は呂布(人類最凶・最狂)、アダム(人類始祖)に比べると遥かに格落ち感がある佐々木小次郎(NOUMIN)。
いや、Fateでは剣だけなら最強クラスの一角らしいから戦えなくもないのかもしれないけれど。
めちゃくちゃな理論で戦うのだろうけれど、どう戦うのかが想像できない。
どう考えても小次郎が完敗しそうな対戦カードなだけに、逆に期待してしまう。
そして、たぶんヒルデさんの顔芸はもっとすごくなる。
まとめ
人類の英雄が人類の次の1000年を賭けて神に挑むというシンプルな題材に高い画力、面白い予感しかしない対戦カード。
ついでにヒルデさんの(安定しない)顔芸やパロディといったシリアスな場面でのギャグ要素。
ノストラダムスとか、ニコラ・テスラとかどう考えてもネタ枠なのに逆に凄みがある布陣。
全てが高いレベルで構成されているので、今年最高に楽しみなマンガとなります。
月刊コミックゼノンを買うべきか非常に迷う。
余談
いまのところ安易な女性化がないことも個人的に高評価。
Fateとか好きだけれど、意味もなく性別変えるのは否定派。
TSはコンビニ誌では出せない特殊性癖*3だよ
逆に、まだ出ていない戦乙女がTSしている可能性が無きにしも非ず。
その場合、戦童貞になるのだろうか。