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サイバー大学総まとめ


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総合的にサイバー大学を評価してみる

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最後に就学支援制度でソフトバンク株式会社の面接を受けてみようかと考えていましたが、現状ではそもそも就職する気がありあせんでした

仕事もまだ不調じゃないし。

就職するのが怖いとか、ソフトバンクが親子上場したのがヘドを吐くほどに気に食わないとか、他にも理由はありますが。

 

受かる気のないエンジョイ勢が受けると流石に迷惑なので、22日までに出す予定だった履歴書と職務経歴書は破棄して、このまま卒業を迎えることにします。

卒業する前にサイバー大学について最後のまとめです。

 

 

 

入学

正科生

個人的にはあまりお勧めしない

就業しながら勉強するにしても、費用面でのダメージが大きい

 

就業せずに入学することは全く進勧められない

学生間の交流がほぼないことから、学校という施設での利点の多くが享受できない

専業で学生をするのならばまだF欄と言われる大学の方が経験値は積めると考える

費用を考えると国公立に受かる可能性があるなら、1年の浪人も選択肢である

サイバー大学の卒業率が80%未満であることを意識した選択が必須

 

編入生

他の短大・専門学校を出ていて学士を取得したい場合は3年次編入を狙うとよい

事前に認定単位数を確認し、できれば最大62単位を確保したい

就業しながらだと、比較的高めな卒業率の通信制大学ということから選択肢の1つにはなる

ただし、最近はスクーリングなしで卒業できる通信制大学が増えているので、何を勉強したいかをよく考えたうえで選択するべきである

編入する場合はサイバー大学の卒業率が80%程度であるということが学校選びの一因となる

コース

ビジネスコース

ITプロジェクトマネジメント演習以外難易度Ⅳはないので履修計画が比較的楽に立てられる

 

起業・経営プログラム

会計簿記入門が必修科目になっている

簿記2級持っているのにわざわざ受けたくなくて選択肢から除外

技術系ツリーはほとんど履修不要で、インターネット入門を受けなくていいので羨ましい

すごく羨ましい

ビジネス系のツリーは面白い授業が多いので、難易度が高い授業を積極的に受けることをお勧めする

 

ネットビジネスプログラム

WEB系の技術とビジネス系のツリーがバランスよく必修科目になっている

インターネット入門がある

ビジネス系ツリーの多くが推奨科目となっているのでそちらを重点的に学ぶべき

 

ITマネージメントプログラム

技術とビジネス系のツリーがバランスよく必修科目になっている

インターネット入門に加え、インターネット技術Ⅰも必修、ガッデム!

必修科目の難易度は低めだが、推奨科目の難易度は高め

他のビジネスコースへ移るのに必修・推奨科目がかみ合わないのでよく考えて選択する必要がある

 

テクノロジーコース

実習系の難易度Ⅳが多数後半にそびえるので履修計画をしっかり立てないと危険が危ない

 

AIテクノロジープログラム

つの間にか開設されたコース

ビジネス系ツリーの必修科目なしで推奨科目もなし、潔い!

必須項目に難易度Ⅲが複数あるが、前提必須科目がないので他のコースから移ることもできなくはない

推奨科目のAI系を履修しなければこのコースを選ぶ意味はないが、推奨科目の難易度はⅢとⅣのみで最高難度になる

その代わり、時間と余裕があるなら一番楽しそうなコース

 

ソフトウェアプログラム

ビジネス系ツリーの必修科目なしで推奨科目が1つ

必須項目に難易度Ⅲが複数あるが、前提必須科目がないので履修はしやすい

推奨科目の難易度はⅢとⅣが多いため、後半に苦労することになる

 

ネットワークプログラム

ビジネス系ツリーの必修科目なしで推奨科目が1つ

必須項目に難易度Ⅲが複数ある、そしてインターネット技術Ⅰも必修、ファック!

推奨科目に高難度の科目が少ないので、見た目上はテクノロジーコースの癒し

個人的にとても苦手な教員が担当するインターネット技術ⅡやらUNIX サーバ構築Ⅱが推奨なので地雷スメルがしている

 

セキュリティプログラム

ビジネス系ツリーの必修科目なしで推奨科目が2つ、そしてインターネット技術Ⅰも必修、チクショー!

まさかの推奨科目に難易度Ⅳなしなので、見た目上はテクノロジーコースの救世主

ただ、授業は眠くなる気がしてならない

 

ITコミュニケーションコース

まさかの1プログラムのみ

全コースの中で最も涅槃のかほりがする

 

ITコミュニケーションプログラム

必修は技術系ツリーの難易度低めのみ

推奨科目の難易度も低め、大丈夫かこれ

まんべんなく低難度のせいで、器用貧乏という印象がぬぐえない

よほど勉強したくない限りは別のコースを推奨したい

 

授業環境

クラウドキャンパス

特に不満なく使える

授業の受講締め切り一覧やレポートの有無等を一目で見ることができるので、受講計画が立てやすい

履修科目選択も簡単に実行できる

ただし、学生間のコミュニケーションツールとしての利用には全く期待できない

次期から2.0へバージョンアップされるらしい

 

授業(一般)

環境が悪くて授業が視聴できないということはない

スマホアプリを使えばPC以外からの受講も問題なくできる

ただし、人によって音量が一定でないので聞き取りにくくなることがある

 

授業(語学)

英語は外部教材(ロゼッタストーン)を使用した授業となる ※中国語は不明

先生が英語ではなく教材のサポート要員になっていたことを嘆いていたのが印象的

使用するPC、ブラウザ、マイクと教材の愛称が良くないと地獄を見る

当然すべて実習系の授業となるので割と楽しいが、教材と相性が良くないと非常にストレスがたまる

次期から別教材となるらしい(ロゼッタストーンの不具合が多かったらしい)

 

ディベート

掲示板に書き込んでいくだけなのでディベートというのか怪しい

せめて時間を合わせてチャットツールを使うなどができれば変わるのだろうが、受講時間が個人の自由であることが利点なのでまず実現できない

掲示板にプレビュー機能がないので、入力した内容を表示イメージで確認して確認もできない

Redmineとかの方が便利

 

レポート

評価全体に占める割合は低いことが多い

レポート課題の問題点として、事前に評価観点がわかりにくいことがある

事前チェックを受ける機会や添削を受けることもできないので、こなしたからと言ってレポートがうまくなるというわけでない

 

プレゼンテーション

パワーポイントとCC Hundyを使って動画を用意することになるが結構使いにくい

もうちょっとマニュアルなりがわかりやすければ助かる

私の場合、普段はパワーポイントを利用していないので、そちらの講習が欲しかった

 

プレゼンテーションを作り込むと非常に時間がかかるので、1期に複数のプレゼンテーションがあると非常に疲れる

 

期末試験

大半は20~50問程度の試験で1.5時間の制限となる

科目によって問題数が大きく変わるので、時間配分に気を付けないといけない

ほとんどは小テストの焼き直しなので、レジェメ+小テストの設問で9割以上が取れる

※大学の難易度を下げる一番の要因

 

レポート提出が試験内容となることもある(ゼミナールなど)

 

授業内容

難易度

基本的に低め

通信教育で一方的に伝えられる内容のため、意図して易しめにしていると思われる

通常の情報系大学の難易度を想定すると肩透かしを食らう

ただし、遊ぶために入学した人間であれば難しく感じるかもしれない

 

玉石混交

商品企画論のような玉が一部、インターネット技術のような石がちょくちょく、他はそれなり

年間50冊程度本を読むのであればそちらの方が勉強になるか

他の大学と比較できないが、工業系の大学に比べると低い部類なのではないかと考える

あくまで、社会人が隙間時間で受けるための大学という認識でいるべき

 

サポート

メールや掲示板での質問が主となる

数回の質問をしたが、翌営業日には何らかの回答があるため特に問題は感じない

 

交流

SNS

Google+でのやり取りはあったらしい

特に困らなかったので参加していない

ただ、Google+のサービス自体が終了するので方針は変更されると思われる

 

学費

通年

入学金は10万円だけれども、入学金なしでも入学できる(早期割引、メルマガ特典)ので0円とみなす

 

学費は履修単位数にかかる

1単位につき21,000円で多くの科目は2単位なので42,000円、卒業に必要な単位数は124単位なので2,604,000円

※科目によってはさらにテキスト代やシステム利用代金が必要

 

システム利用料1学期分が16,000円、1年で32,000円、4年で128,000円

 

4年で卒業の場合、最低で2,732,000円、単純に1年で683,000円が必要

3年次編入の場合、62単位が認められるなら最低で1,366,000円

外国語資格の単位認定などを利用する事で多少は履修単位数を減らすことが可能

 

はっきり言って学費はかなり高い

BBT大学などと同レベルで通信制大学としては最高位

4年で70万円程度の通信制大学もちらほら存在しているので、よく考えて選ぶべき

 

奨学金制度

奨学金 (日本学生支援機構)

無利子で借りられるならありがたいが、審査が厳しいのでまず無理

有利子の場合、利息は年3%が上限となり在学中は無利息

ただし、正科生のみが対象となるので編入生は利用できない

 

学資ローン オリコ(実質年率2.9%)

編入生にとっては唯一選択肢に挙がる奨学金となる

返済方法が3パターンあるので返済計画に合わせて選択する

 

学業優秀者奨学金

翌学期授業料(3~16単位分)が免除される

最大で336,000円免除されるので馬鹿にならない

ただし、全くあてにならない奨学金でもある

全部の科目でGPAが4.0でも対象にならない

成績上位者の基準が公表されないのでどのくらいの単位数が必要かもわからない

取得単位数が20以上ないとまず対象にならないので社会人なら無理をしなければならない

こんなのもあるよ、くらいの認識でよい

 

満足度

授業

あまり満足していない

やはり受け身の姿勢で授業を受けることが良くない

積極的に質問や意見交換がしにくい状況なので、通学する大学に比べると劣ると考える

せめてリアルタイムでやり取りできる機会があればよかったが、結局それはなかった

 

コストパフォーマンス

悪い

上で挙げたように、学費の高さ・授業の質が低め・安い通信制大学の存在など、無視できない情報が多い

特殊な技能が身につくわけでもない、便利な資格の勉強にもならないので、あえてこの大学を選ぶ理由がない

 

総評

良くも悪くも使いやすい通信制大学である

通信制大学の完成度としては高いと感じるが、通学制の大学と比べると何枚か劣る

 

あくまで社会人のための大学となる

 

授業環境は良いが卒業までにかかる費用が高めである

費用に見合った満足感は得にくいと考える

 

余談

社会人学生かつGPA3.5以上でソフトバンク株式会社の書類選考が免除になる就職支援制度が受けられますが、正直これは去年ソフトバンク株式会社がソフトバンクグループの子会社として親子上場されたことで微妙なメリットになったと感じます。

親子上場は子会社側が極めて不利を被りやすい上場形態なので、世界を例にとってもあまり行われない上場形態です。

 

素人目で見ると、ソフトバンクグループはソフトバンク株式会社の株主を蔑ろにする選択をとったと見えます。

弱小投資家としても気に食わない。

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