人の金で飲む酒はうまい
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人の金で贅沢をするのは最高の娯楽だ
そろそろフリーランスと関係ない話題が多くなっている気がしますが、フリーランスの人間がかいているのだから問題がないと思うことにします。
ぶっちゃけてしまいますが、人にお金を出してもらってする贅沢は、最高に楽しいです。
なにせ、自分の財布が痛まない。
ついでに、生活費が浮くのであれば尚良しです。
これに勝る贅沢は、早々無いと思います。
人の財布を引き出すには交渉力が不可欠
さて、人のお金で贅沢を行うというのは、実際には難しいです。
たいてい飲みに行くと割り勘になりますし、他の人もわざわざ自分の割合を増やす気はないのです。
まずは、相手に財布を出す意志をもたせる必要があります。
そのためにしてはいけないのは、仕事の話を直接することです。
仕事の内容に踏み込んだ話をしてしまうと、その場がビジネスシーンとなってしまうので、雰囲気が固くなります。
ビジネスなので、あくまで対等な状態のため、まず朗らかな空気に持っていけません。
最初にするべきは、仕事に関係はあるけれど、お金に関わらない部分の話です。
IT関連の人であれば、新技術の情報、良い会社の名前を出す。
投資関連であれば、どこの株式が美味しそうだとか、ツールが面白いという情報を匂わせます。
この時点で、相手が興味を持っていれば飲みに、とは言わずともそこら辺で軽く食べながら話をしないか、という展開に持っていきやすくなります。
これで、財布を出させる準備ができました。
人の財布からお金を引き出すのは更に困難
人は自分には優しいものですが、大抵は他人には厳しいものです。
特に、お金はその人の生活にも関わるので、そうそうたくさんのお金を自発的に引き出すことは難易度が上がります。
そこで、まずは何を引き出したいかを考え直してみましょう。
人から比較的出させやすいのは、金銭または情報です。
自分の知る情報からだとどちらが引き出しやすいかを考えるべきです。
ときにはそこで教えてもらった情報・人脈が貴重になる可能性もあるので、あえて情報を求めることもありかもしれません。
お金を求めるのなら、当人やその周りの人物を本音で褒めるべきです。
相手を「良い気分」へ持っていくことで、より多く、気分の良い出費を促すことができます。
良い気分へ持っていくために必要なのは、当人またはその関係者を褒めることです。
この際に重要なのは、本音で褒めることです。
下手な遠慮を入れず、徹底的に褒める。
こっ恥ずかしいかもしれませんが、俺が本気であればあるほど相手はお金を出しても良いという考えを持ってくれるでしょう。
情報を求めるのであれば、話す予定の情報を過剰にもり立てることです。
こうなると「知っていること自慢」になりやすく、ぽろりと良い情報が溢れる事があります。
この際は金銭部分を引き出すことは諦めておきましょう。
得られた情報を吟味して、更にそこから情報を引き出せないかを考えてみましょう。
気持ちよくお金を出してもらう
体験1
5年ほど前でしょうか。
出向していた現場で仲良くなった人が、急にお酒を1本くれました。
何事かと思ったら、前に食事をした際にお酒が好きだと言っていたことを覚えていてくださり、当時は残業も多かったことから、慰労の意を兼ねてとのことでした。
唐突でしたが、それほど気にかけてくれていたということがわかったこと、向こうもこちらに興味を持ってくれたということで、双方にとって良い状況になりました。
私はその御恩に答えるために全力で仕事をこなしきり、一緒に働いていたメンバーの中では唯一の延長がかることになりますた。
体験2
また、最近では職場で仲良くなった方と飲みに行った後、異様に気が合うことが判明しました。
読書家のため、私が読んでいたガリバー旅行記が第4部構成まであること、ロビンソン・クルーソーの漂流記の面白さ、宇宙研究に興味を持ち出したことなど、自分という人間に興味を持ってもらえそうな話題を惜しみなく伝えました。
互いにお酒が入っている状態でしたが、終電まで話し込んでしまいました。
このときは、私がむしろ楽しく飲ませていただいたので、全額を出しても良いという気分でしたが、結果的には8割程度の金額を出してもらうことに成功しました。
後日、その方の会社のパーティに誘われてそちらの会社の方とも交流を持ちました。
その際は、嬉しいことにタダ酒、タダ飯でした。
これで学んだことは、浅くても広く知識の網を張っておけば、その網に引っかかる人は見つかるということです。
そして、網にかかった人に気持ちよく会話をもたらすことで、「人の金での贅沢」の道筋が見えてきます。
自分が出す立場になるならとことん楽しむ
社会人をしていると、接待的な行動を行うこともあります。
その場合は、自分も本気で楽しみましょう。
ちょっとした贅沢を行い、それを他の人にも楽しんでもらうのです。
バーに入ったことがないという人がいるなら、その人の好きなタイプのお酒を置いていそうな店に入り、その店のマスターの力を借りて最高の1品を用意しましょう。
これは、自分と相手の関係が特別だと印象づけることに意義があります。
また、人の金で贅沢をして嬉しいのは、相手も同じです。
こちらは自分の金だけれど普段しない贅沢に人を巻き込むことができ、相手にとって、こちらの印象付けをさらに深めることができます。
どうやったら最高に楽しいか、考えながら出費することを意識すれば良いでしょう。
まとめ
人のお金で贅沢をすることが楽しいのは、基本的に覚えておいて損はありません。
相手が楽しいと思い、その関係がその後につながるのであれば、一時の出費を諦めてでも印象付けを行うべきです。
大切なのは、ただの接待にならないように、その交流を自分も楽しむことです。
そうすれば、その出ていったお金以上の利益を得られるかもしれません。
オチ
でも、やはり人のお金で飲む酒はうまいので、できるだけ出してもらえる方向にもっていきたいものです。
フリーランスとして一人前になるには、気持ちよくお金を出してもらうための工夫がいると思います。