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フリーランサーが語る投資生活シリーズが始まるかもしれない


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投資は投機に劣る

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 私は一応投資家でもあるのでしょう。

投資自体は8年以上続けています。

株式投資、債券投資、不動産投資、投資信託などの短期~長期投資を経験し、総合的には今のところプラスの収支となっています。

しかし、本当にこの「投資」を行うことが正しいのかという疑問が発生することがあります。

 投資家とは「失望した投機家」のこと

 昔読んでいた投資・投資の本で出ていた一説が上記の言葉です。

 

投機=危険なギャンブル要素を含む、投資=安定した利益を目指す、と言う認識であった当時はその言葉に目を疑いました。

 

しかし、考えてみるとそれはその通りです。

投機を行い即座に利益を得て、その利益を含めてさらに投機に挑んでいくことが理想です。

時間をかけて投資をして、雀の涙の利益しか得られない、下手をするとマイナスになることも考えると、短期でロスカット(損失を切り捨てる)ことのできる投機という選択肢は、考えてみる意義が出てきます。

 

それでも投機よりも投資に力を入れなければならない

それではなぜ、投機は問題になるのでしょうか。

私の解答としては、人間は完璧ではないことです。

私たちは1分先、1秒先の未来を予測することはできても、予知することができません。

故に、完璧な投機と言うものができません。

99%正しいと予測していても、1%の失敗で全てを失うことがあるのであれば、人が投機に成功し続けるということは不可能となります。

 

また、感情を機械のように排除し、理論に沿ってすべてを実行できる人間はそうはいません。

機械にしてもバグ(故障・不良品)でありえます。

そもそもその機械を構成する理論が間違っていることもあります。

故に機械的に投機をするということが正しいとも限りません。

 

だから、「投機」に失望してもある程度の危険を排除した「投資」を実行することが必要になると考えます。

 

絶対の自信を持てるか

自身の手腕が絶対だと信じられるのであれば、常に投機的な行動を取ることが望ましいのかもしれません。

常に利益を出すことができることが、結果としては一番望ましいことだからです。

 

しかし、2択の選択肢でさえどうなるかを予測できることは少ないです。

2016年だけを見ても、イギリスがEUから離脱すること、トランプ氏がアメリカ大統領になることを100%の自身を持って宣言できた方はどれだけいるのでしょうか。

 

記事を書いている途中に思い出した、この本に出てくる「答えが10パターン以内なら絶対に当たる」能力は、本当に反則すぎると言わざるを得ません。

安藤(兄)の能力は残念なのに。

2択でさえない問題に答えを出すことはもっと難しいです。

2011年3月11日に日本で大地震が起こることなどを絶対の自信を持って考えていた人など、おそらくは皆無でしょう。

 

まとめ

結局、私が「投資」に力を入れるのは「投機」で成功するだけの絶対の自信がないからです。

「投機」という言葉をただ否定するのではなく、「投機」と「投資」どちらを取るべきか、向き合った上で選択しなければなりません。

「投機」が成功した際の利益が「投資」よりも大きいということは確かな事実であるのですから。

 

↓投機・投資をする前に絶対に読んでおくべき入門書

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