レッテル貼りにご注意を
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レッテル*1を貼り直していこう
私たちは、生活している中で、意識しているにせよしていないにせよ、人や物に自分なりの価値を見出します。
しかし、一度価値をつけてしまうと、それを覆すことが難しくなります。
根拠のないレッテルを自分の手で剥がす
さて、私達が普段の生活の中で、全く根拠のないレッテルはたくさんあります。
わかりやすい部分では、血液型・出身地で相手の性格を判断したりすることです。
他にも、学歴や資格なども、わかりやすい「ステータス」ではありますが、人の能力や性格を絶対的に決定づけるものではありません。
特に理由がなくても、それっぽい理屈を自分で捏造して、判断を下しているかもしれません。
最初に貼ったレッテルはその時は正しいのかもしれません。
しかし、あらゆるものは変化します。
他人にせよ、物にせよ、自分の価値観にせよ例外はありません。
今一度、そのレッテルを再定義してみることを考えてみてはいかがでしょうか。
同じレッテルを貼ってもいい
私が問題だと感じているのは、根拠のないレッテルを、変化を許容せずに固定化してしまうことです。
最初に「いい人」と印象づけられていて、それが正しいこともあるでしょう。
ただ、漠然としていた印象を「いい人」から「人に気配りのできるいい人」のようにレッテルの内容を具体化することと再定義することが大切と考えます。
あるときは「いい人」だと考えていたのに、実際は「外面だけはいい人」であると悪い方に具体化されるかもしれません。
良いと思っていたことが悪くなること、悪いと思っていたことが良くなること、変化がないこと、どれもあり得ることなので、
貼られたレッテルを剥がすのは難しい
他人が、一度こちらに貼ったレッテルを自発的に剥がしてくれるということはあまり期待できないでしょう。
良いレッテルを貼ってくれるならまだしも、悪いレッテルを貼られてしまうと相手がよほど変化してくれない限りは払底できません。
だから、少しでも「良い」レッテルを貼ってもらえるように工夫をしましょう。
少なくとも、「意識して」清潔感を保つことは必須です。
逆を言えば、最初にいい方に印象づけられれば暫くは騙し抜けるので容姿や行動を意識することの利点は大きいです。
簡単な部分で、髪を整える、背筋を伸ばす程度のことでも相手に与える第一印象は大きく異なるので、初対面となる人と合う際には特に意識しておけば良いです。
自己評価も再定義する
自分自身を再評価し直すということも時には大切です。
過去に抱いたマイナスな感情や、劣等感も今となってはそれほど大したものではないかもしれません。
自分の能力や思考を、自分自身で見直すことでこれまでになかった選択肢が見つかるかもしれません。
まとめ
最近、いろいろな本を読んでいると自分の視点はやはりどっかに偏ったものであり、多角的なものの見方ができていないと実感します。
今一度、固定観念にとらわれている部分を見直していきたいものです。
*1:ある人や物事に対する特定の評価や固定的なイメージ