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勢いでフリーランスになったので、思いのままに記録を残します

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1000万円溜まったらなにかが変わるのか


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結論から言うと私の場合は何も変わらなかった

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確か、28歳のときの6月末辺りで総資産が1000万円を超えていたと記憶しています。

手取りが非常に安かったので、投資などの利益によるものも大きいのですが、そのときに達成感等は殆どありませんでした

 

多分、30歳になるまでに一度とは言え1000万円を目的もなく貯めたという人はそう多くない(と思う)ので、そのときに感じたことを記事にしてみます。

 

 

1000万円ためても普通は使わない

1000万円の軍資金ができたからといっても使いみちは多くありません。

しかも、私のように安月給をやりくりして増やしてきたタイプであれば、そこに至るまでに無駄遣いは徹底的に排除していく習慣が身についてしまうので、なおさら使いません。

私は別に口座の残高が増えて喜ぶタイプでもないので、完全に宝の持ち腐れになってしまいました。

1000万円というのは案外微妙な額で、家を買う頭金くらいにはなっても、結局ローンが必要になります。

仕事をやめようにも数年で尽きてしまうので、思い切った行動が取れる金額でもありません。

 

悪いことに中途半端に切りの良い数字なので、それを下回らせるのも躊躇してしまい、使おうと思っても結局使わないなど、逆に行動に制限がかかることもありました。

(人はそれを貧乏症という)

次の目標が険しくなるだけ

お金を貯めることを目標にしてしまうと、1000万円を超えたあたりで多分嫌になります。

1000万円を超えたら、次の目標にしやすい切りの良い数字が1500万だとか、2000万だとかになってしまいます。

100万円や200万円を調達することに比べて、いきなりハードルが跳ね上がるので心が折れてしまいます。

上で書いたように使いみちがそうそうあるわけでもないのでモチベーションの維持が難しくなります。

口座の残高を見てニヤリとできるタイプの人種でないならば、無理に貯める必要は全く無いでしょう。

目的がないならそこまで貯める必要性はまったくない

貯めた後に気づきましたが、そもそも1000万円以上の資金がないと達成できない目標というのは早々無いです。

 

仮に、事業を始めるとしても一人で1000万円が必要になることはあまり多くないです。

私がフリーランスとして開業したときは精々50万円用意したかどうかで、しかも全額使ったわけでもありません。

昔、馴染みの飲み屋で開業資金について話していたら、飲食店でも精々500万円あれば開業できるということでした。

そもそも、個人で開業する際はできるだけ小規模に開業して退路を用意しておくことが望ましいので、大金をつぎ込むことは止めたほうが良いでしょう。

それ以前に、開業する=儲ける意志があるということなので、資金を使い切る状態になることは稀です。

 

事業を興す意志がある場合でも、無闇矢鱈に資金を貯めるよりも、最小限+αの用意ができたらとっとと開業してしまったほうが良いとさえ考えます。

 

まとめ

1000万円貯めても、思ったほどいいものではなかったというお話。

所詮、口座上の数値にすぎないので、やりたいことがあるならとっととやってしまう方が良いと思います。

 

日常生活でいきなりお金が必要になったとしても100万円残っていれば大概なんとかなるので、貯めるならそこら辺を目標にして、後悔しない様にとっとと行動に移すほうが、見ていても面白くない口座残高の数値を増やすよりよほど健全であると考えます。

 

※かといって、生活に困窮しかねないくらいまで放出してしまうのは止めましょう。マジで。

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