仏の顔を3度まで
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寛容の心は相手ではなく自身にあるべきもの
仏様は3回までは打っても許してくださるそうですが、普通の人は3回も打たれたら怒ります。
理不尽であれば1回で関係が壊れます。
人の失敗を耐えられる範囲では許す
人間、誰でも失敗します。
その理由は様々で、その時たまたま疲れきっていたとか、そもそも向いていないことだったとか、どうしようもないこともあります。
失敗の理由が明確であり、取り返しの付く場合や相手が反省している場合は1、2回位は許すことを考えてみましょう。
ただ怒りを向けることは簡単ですが、大抵は怒ったところで何も解決しません。
むしろ、互いに嫌な印象が残ってしまいます。
悪い場合は問題の押し付け合いになって、その場の関係が最悪になりかねません。
失敗を柔らかい言葉で諌めつつ、今後の改善案を与えるように行動すればむしろ信頼関係を築く基となるかもしれません。
実利的な面で見ると、怒るということは無駄にエレルギーを消耗します。
こちらはそのせいで疲れてしまいますし、怒りの感情は周囲に伝わりやすく、その場の空気を張りつめたものにしてしまいます。
全体の仕事効率は悪くなる、こちらは周りから怒りを撒き散らす人間と見られ、以降失敗があっても問題が深刻化するまで放置されてしまう可能性もあります。
「赦す」という行為は、相手にだけ利益があるのではなく、自分にも利益が出る、または損失を避け得るということも覚えておきましょう。
悪質であれば見限る
ただし、よほど悪質な場合は許してしまうと、逆に問題になります。
例えば、借りたお金を返さない、重要な連絡を行わない(忘れたのではなく、意図的なもの)と言った行為は許す以前の問題です。
それらの行為を繰り返されるとたまったものではありません。
その場合は、一旦はその場を解散して、正規ルートを使用して怒りを伝えるようにしましょう。
例えば、その問題を起こした相手の上司にやんわりと、ただし念を押して伝えること、メールなどで一旦感情を落ち着けてから連絡することで、後は経過を待てば良いです。
同じ場所に怒りを向ける相手がいると、冷静に改善案を伝えにくかったり、糾弾される相手に逆恨みされる可能性もあります。
逆恨みでも、恨みには違いないので、本当に面倒です。
もっとも、その上司がどうしようもなかったりすると、本当に何もできないので、それであれば関係を切ることを前提としたほうが良いでしょう。
自身が失敗した場合は誠心誠意で謝る
自身が失敗した場合は、次があると思って謝るのは止めましょう。
そういった心構えは案外行動に出ています。
次があるから許されるという態度で挑むと、こちらがあっさりと見限られる可能性があります。
あくまで、些細なことを許すのは自身であって、相手はそうでないことを忘れないようにしましょう。
ただし、本当に些細な事で理不尽に怒る相手も世の中にはたくさんいます。
ビールの注ぎ方が悪いとかで1時間以上怒れる人とか。(実体験)
あまりに理不尽で、そもそも謝りようがない場合は、適当に言い訳をしましょう。
残念ですが、そういった相手に対して有効な対応策はありません。
それは、そういった人間なのだと諦めの心を持ちましょう。
諦めてしまえばいちいち相手する気もなくなります。
うまく距離を取ることを考えたほうが有意義でしょう。
まとめ
本当に3回も打たれてまで許す必要はないのですが、人の些細なミスでいちいち怒りを出すくらいなら寛容の心を持った方が何かと楽になります。
こちらが怒っても体力をなくすだけなので、許すという選択を考慮してみましょう。
悪質な相手に対しては、許す以前に適切な対応を取りましょう。
本当にどうしようもない相手であれば、早めに関係を切れるように対応しましょう。
そして、自分が許してもらいたい立場になった際は、誠心誠意で対応しましょう。
2度目があるという考えを自身が持っていると、行動にそれが出てしまい、許されるものも許されなくなれます。
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