フリーランスが語る投資シリーズ 第1回 株式投資編
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一番楽なのは現物株式だと思う
異論はもちろん認めるのですが、素人が手を出す上で一番楽なのは日本の株式投資なのではないかと感じています。
不動産投資は敷居が高い、債権は手元に戻すのに時間が掛かる、投資信託はノーロード以外は手数料が高いなど、他の投資は私とは相性が悪かったです。
現状ではネット証券を使用する場合は取引手数料も安い、小型株なら10万円前後から取引できる、など敷居がかなり下がっています。
意外と割安株が転がっている
私は一株における純資産額よりも株価が下回っている株式を割安株と定義しています。
そして、そういった株は案外多いです。
最低限、割安株であるということを条件に入れておけば、大きく下がって損をするということは少ないです。
なにせ、元が安いので多少下がっても損切りが楽にできます。
そして、もともと適正よりも安いとされている株なので、適正金額に戻るだけでも利益になります。
たまに大化けする株もあるので、そういった株を引き当てれば大儲けできることもあります。
割安株を探すことと逆の戦略として、成長株を探すという手法がありますが、これは難しいです。
今後何が成長するかはわからないので、一種のギャンブルになります。
最近は新規上場株(IPO)もあまり高値をつけることがなくなってきたので、銘柄選びの指標を出しにくいことが最大の難関です。
上記のように、「割安株を買っていたら成長株でもあった」ということもあります。
投資そのものに慣れるまでは、成長株戦略を立てるのは止めておいたほうが良いでしょう。
手を出す時期を限定すれば案外儲けられる
日本の株式相場が一気に落ち込む時期というのは、大抵毎年決まっています。
4月頭と9月末~10月半ばです。
理由としては、日本企業の多くが3月決算のため、そこを境に最大値をつけやすく、決算をすぎると日経平均が下がり、それに連動して多くの株が値下がりします。
9月末はアメリカの企業の決算が多いため、それに引きづられて下がることが多いです。
そして、下がった後は適正値に戻ろうとします。
なので、むしろ下がっているときこそが買いどきになります。
ただし、下がっているときに買うので下限まで下がることに耐えなければなりません。
胃の痛みと引き換えに利益を得ることが私の投資スタイルです。
サラリーマンならスイングトレードがお勧め
株式投資に限らず、投資で一番のネックになるのは、「損をした時にどう対応するか」です。
その一つの解答として、一定期間だけ保有し、その期間を過ぎたら何も考えずに手放すスタイルをお勧めします。
スイングトレードの場合、数日から数週間を最大の保持期間と決めることで、その期間内のみで取引を完結させます。
保有期間が長くても数週間なので、比較的安定した価格帯で切り抜けられることが多いです。
- 基本的に買うと決めた株は指値で注文を出す
- 買えたらまた指値で売り注文を出す
- 売れたらその資金で割安株を買う
- 期日までに売れない、急落した場合は成行き注文で手放す
を繰り返す事になります。
単純なので、ルール化しやすく、基本的に一回注文を出したら放置できるので、私のようにズボラな人間であればそれなりの効果を挙げます。
まとめ
買う株と買う時期さえ厳選すれば、損をすることは少なくできます。
私の場合だと、勝率は8~9割でしょうか。
大儲けは少ないですが、着実に資金はたまります。
後は、適切にロスカットを行えば、利は大きく損は少なく継続できます。
おすすめの本
割安株を狙う戦略で行く場合、とりあえずこの2冊を読んでおけば問題はないと思います。
特に、下の方は値段の割に株式投資の基本とスイングトレードの基本がわかるのでおすすめです。