3Dプリンタの利用方法がようやくつかめてきた
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失敗はつきもの
休日には3Dプリンタを少しだけ触っていますが、ようやく何かがつかめてきました。
まず、事前準備が必須です。
それを怠ると7~8割は何とも言えない失敗作になりかねません。
最低限、キャブリレーションを行い、ロードフィラメントを行っておかないと、フィラメントがしっかり出ないために失敗することになります。
そして、プラットフォームの整理と振動の対策が必要です。
簡単な打開策を模索する
対プラットフォーム
ダヴィンチJr.(3Dプリンタ)を使う際にはプラットフォームにプラットフォームシールを張り、そこにフィラメントを溶かしていくという形式を取るのですが、これが思いのほかうまく行きません。
上手くいったと思っても、造形物を取り出そうとたらプラットフォームシールにくっついてしまい、剥がれません。
ちょっと怖くなる程度に思いっきり力を入れて、プラットフォームシートごと引き剥がす羽目に陥っていました。
このプラットフォームシート、Amazonで1セット10枚で972円の代物です。
毎回のように破いてしまうのでちょっと割に合いません。
結構値段が張る割に失敗するので腹が立ちます。
そこで、このページ(Leading a worthwhile life DA VINCI(ダヴィンチ) 1.0 印刷成功のコツ(プラットフォームへの確実な固定))を参考に、対応策を練りました。
まず、耐熱テープとマスキングテープ。
見た感じ一番安い品を買いました。
んでプラットフォームにペタペタと貼ります。
ケチらず幅広タイプ買えばよかったかなとちょっと後悔。
そして、印刷の実行前にマスキングテープ上にスティックのりを塗りたくります。
こうすることでフィラメントの固定が安定します。
※塗った後は即印刷に移る必要あり
一回印刷してまだ使えそうならそのまま、傷んだ部分があればマスキングテープを取り替えれば、何回でも再利用できます。
こちらなら初回に掛かるコストが1200円程度なので、いちいちプラットフォームシールを替えることに比べて安上がりになります。
対振動(音はそこまで酷くない)
ガガガと音がするので耳障りではありますが、よくよく聞いているとそこまで大きい音ではありません。
というか、住居が高速道路の直ぐ側なせいで、外のほうがうるさいくらいです。
測定してみると、何もしていない状態で65dB以上(※60以上が損音)、音楽をかけると72dB、3Dプリンタを起動しても80dB未満です。
問題は振動
結局、あまりに振動が大きいことが問題だと気づきました。
揺れると印刷もずれる可能性が高まるので、音よりも急を要する課題でした。
しかし、机がまずい、防音箱が必要と考えるよりも、もっと安価で簡単な解決方法がありました。
The 数の暴力!
吸音シートが8枚で足りない?
よかろう、ならば28枚に増やそう。
余っていたタイルマットをすべて集めて重ねました。
机の上に20枚、床に8枚を配置して見ました。
結果、ものの見事に揺れなくなりました。
心なしか、安定して動いているようにも思えます。
出来たものがこちら
Shade3D 公式 | 3Dプリンター フィギュア/データ【無料】
相変わらずのHanakoシリーズ。
無理やり縮小して印刷しています。
1回目(左)は糊付けが甘かったせいか、足の部分が失敗しそれに引っ張られて全体が崩れがちになりましたが、前回の1回目に比べて原型をとどめています。
糊付けをしっかり行った2回目(右)は結構良い出来になりました。
まとめ
3Dプリンタはまだまだ発展途上なためか、コツを掴むためのドキュメントに至るまでに時間がかかります。
とにかく、めげずにトライ・アンド・エラーを繰り返して自分なりの成功率の高いやり方を模索していく必要があります。
余談
そろそろ3Dデータを自作したい…