MFクラウド Expo 2017へ行ってきた
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働き方が刷新されそうな技術が生まれてきている
10月22日に開催されたMFクラウド Expo 2017に参加してきました。
業務技術のサービスの紹介がメインでした。
IT技術的なものを想定していた分、多少肩透かしを喰らいました。
しかし、新しく生まれてくるサービス、進化し続けるクラウドシステムを見て、聞いているうちに不満はなくなり、非常に満足する結果となりました。
注目するサービス
ScanSnap
スキャナーです。
昔からある高性能かつ比較的安価な小型スキャナーですが、様々なサービスと連携し、読み込んだらそのままWEBサービスに転送できます。
対応しているサービスもGoogle DriveやGoogle Photos、Dropbox、EVERNOTEのようなストレージサービスをからマネーフォワードのクラウドサービス、弥生会計のような会計ソフトとの連携も可能です。
このサービスの最大の利点ですが、「紙を早急に無くせる」ことです。
個人事業主をしていると、レシートやら領収書やら残しておかなければならないものが多くて面倒です。
それを「短時間で」取り込んで、紙の管理を放棄できる様になるのは大きいです。
取り込むだけなら今ある複合機でできるのですが、かなり時間がかかります。
今現在、購入を決めている道具です。
ImageFORMULA
スキャナーその2。
機能的にはScanSnapと同等で、価格帯も安定しています。
ただ、欠点として対応しているクラウドサービスが少ないようです。
しかしながら、このスキャナの最大の利点は種類の多さです。
190万円くらいするハイエンド機から2万円台(オープン価格)の小型機まで幅広く販売されています。
個人であればある程度の速度の小型機、大きなチームで情報共有する場合はスペックが対機種とするなど、使い分けできることが魅力となります。
ScanSnapよりも法人向けの色が強めです。
RODEM
Googleカレンダーと連携してスケジュール管理を行えるツールです。
「駅すぱあと」と連携することにより、行き先を入れておくだけで自動で経路・運賃の計算を行えるようになります。
残念ながら、法人向けツールである旨がHPに記載されているため、個人での利用は難しいかもしれませんが、営業担当が多い会社の場合、非常に役に立つと思われます。
Zoho CRM*1
Zoho CRM – クラウド型顧客管理・案件管理システム/SFA
主な機能はメール、電話、ソーシャルメディア、チャット、そして訪問といったさまざまな経路でのやりとりを一元化することで、各人の行動の省力化・効率化が出来ます。
また、WEBサイトの訪問追跡機能、メールの分析機能などが可能となります。
軽く触った感じだと、Redmine(タスク管理ツール)とチャットツールがタイムラグ無く使用できるような感触です。
個人事業主では使い道はあまりなさそうですが、スタートアップなどでで少人数のチームを作った際には極めて強い効果を発揮することができると感じました。
特に、少人数で事業を行う際は、タスク管理で適切な担当者に割り当てることなどができるため非常に有用なツールだと感じました。
まとめ
適当に有用そうなサービスを見たら帰るつもりだったのですが、思った以上に良さそうなサービスが多く紹介されていたため、結局は最後まで参加してしまいました。
まだまだ紹介したいサービスがあるので、気が向けば紹介していきたいです。
見た感じだと個人よりも企業向けの展示が多いので、経理部門の方にはぜひ参加していただきたいEXPOでした。
参加費用(3000円)のもとは確実に取れます。
※平日開催なことだけが欠点
余談
会食が凄く豪華でした。
そして、よなよなエールが美味しかったです。
*1:Customer Relationship Management (カスタマー リレーションシップ マネジメント 顧客との関係を管理・強化することにより相互に利益が生まれることを目指す経営手法)の略