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都会に移り住まない人がいるのはなぜか


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故郷を離れて暮らのは、恐ろしい

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以前、都会で生活することのメリットを記事にしましたが、私自身はそれほど故郷を離れてまで都会で生活するべきだとは考えていません。

ライバルが増えるとか、そういった実利面での話ではなく、感情面での話となります。

 

私自身、故郷から出てきた理由は出張だとか、仕事がこちらにしかなかったとかそういった面が強いです。

 過去記事

 

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それはただ恐ろしい

都会で生まれた人、故郷から離れて暮らす必要の無い方には理解しにくい感情かもしれません。

都会に移住すれば、仕事はある、給与も確実に田舎よりもまともな金額がもらえます

※東京では時給1000円以上のアルバイトが簡単に見つかりますが、田舎では700円未満とかが普通です。

働く意志さえあれば、住居費を考慮しても殆どの人は故郷よりも裕福な生活を送ることができるでしょう。

ましてや、現在ではシェアハウスなどの選択肢は増えています。

 

それでも、人に都会での生活は勧めることができません。

本当に、感情だけの問題です。

故郷を離れるという選択は、裕福な生活の可能性を捨てるほどに恐ろしいのです

 

故郷での生活と都会での生活は違う国での出来事と変わらない

海外へ旅行に行ったことのある人は多いでしょう。

初めて海外に出た時、そのあまりの風習の違いに面を食らった方も多いと思います。

故郷から出るということは、それに匹敵するほどの衝撃を受けかねません。

 

大げさなように聞こえるかもしれません。

自分でも誇大に言っているような気がしなくもないですが、少なくともそれに近い感想は得ています。

 

同じ日本人同士なので、当然言葉は通じます。

しかし、日常に対するありとあらゆることに違和感を感じ続けることになります。

 

実感として語れるのは、時間の経過の早さの差です。

田舎では、時間の経過速度はゆっくりしています。

少なくとも、都会ほど通勤にきっちりとした時間を計算しません。

電車が数分単位なのに比べ、車での移動は数十分単位での計算となります。

 

田舎が都会に劣るとは全く考えていない

私自身、田舎から出てきた身として、実際の能力差というのはそれほどないように考えています。

田舎で優秀な人間の能力は十分すぎるほどに都会で通用すると考えています。

結局は本人の適性やら、その後の適応能力に依る物が大きいからです。

 

ただ、どうしても故郷を離れるというのは勇気のいる選択肢となります。

それまでに築いてきた人間関係をリセットすることが必須条件だからです。

また、それまで積み上げてきた「思い出」から離れるということも故郷から離れたくない理由かもしれません。

未だ、ふと瞬間に見出す山や海の美しさは、東京での殺風景な光景に比べると未練を残すものになります。

 

まとめ

ただただ、覚えておいてほしいのは、「安い給金で働くことよりも生まれた地方を離れる」ということは案外に恐ろしいということです。

必要に迫られて、または目的を持って故郷を離れる場合は理由を持っている分、気分的には楽なのですが、強い理由がない場合はそれほどまでに覚悟を迫られる選択肢になり得るということです。

実利では、絶対に都会で生活するほうがメリットは大きいです。

 

※慣れた人は忘れてしまう感覚なのですが、本当の最初の一歩がひたすらに厳しいものです。

 

 ↓地方で生活するために

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