レモン市場が出来上がる理由を思い知った
スポンサーリンク
購入したiPhone SEは悪意を感じる不良品だった
3割位はその可能性があると思っていましたが、それまでの実績からそう悪い店ではないと判断したため購入を決意しました。
しかし、それが大失敗でした。
前回の記事で書いたように、アクティベートもできないiPhoneはiPodとして使用することさえできません。
ぶっちゃけ4万円のゴミを掴まされた状態です。
これがわざとだとしたら悪質さが凄い
iPhoneのSIMロック解除の条件は製造元により異なります。
そして、その端末が本当にロック解除されているかどうかはSIMカードを入れるまではわかりません。
今回の場合、ドコモの端末の製造番号で白ロムかどうかを判断しましたが、そもそもロック解除済みかどうかまでは記載されていません。
しかも、届いた端末の製造番号は記載されていたものと異なり、やはりSoftBankキャリアであるようです。
調べてみたところ、au以外は契約者本人以外はSIMロック解除できないようです。
SIMカードを入れてアクティベートしようとして初めてロック解除できないことを知ることができます。
逆に言うと、販売業者はアクティベート用のSIMカードを入れてチェックしていれば使用できない旨はわかっていたはずなのです。
それを白ロムと称して売っているわけですので、これがわざとだとしたらものすごい悪意を感じざるを得ません。
このままロック解除できないようなら当然返品を行いますが、その対応次第ではまた面倒なことになるかもしれません。
お金よりも、この楽しみにしていた気持ちと時間を返してほしいものです。
騙されたのかもしれないという疑心のほうが、失うかもしれない金額よりもつらいです。
これがレモン市場か
レモン市場とは、「経済学において、財やサービスの品質が買い手にとって未知であるために、不良品ばかりが出回ってしまう市場のこと」です。
まさしく、今回私が経験している状態で、どれだけ前準備していてもこのような状態では売り手の思惑次第で簡単に不良品を掴まされます。
今回はまだ、売り手の悪意なのか、売り手のミスなのか、それとも売り手に中古で売った相手の悪意のどれかはわかりませんが、何らかの問題は確実に存在しています。
あまりに初心者殺しの要素が多すぎます。
しかも、これで返品ができないとなったら、もう2度と適正価格でも購入することはないでしょう。
※ムズビーなどの他の中古販売でも同価格だったので販売価格自体は適正価格なのだと思います。
今回はAmazonで買いましたが、ムスビーはショップ名等が表示されていないことに不安を感じました。
また、キャリアがSoftBank(製造番号でドコモだと思っていましたが)であることを安心の基準に選んだことが仇になるとは・・・
こういったことを経験すると、わざわざ危険を犯してまで動かない高級品を手に入れることよりも、最小限でも確実に動く粗悪品を選ばざるを得なくなります。
安ければ1台動かなくても、返品している間にもうひとつ買って動かすことも可能なので、急ぐ場合はそのほうが実利的にも感傷的にも無難となってしまいます。
※割りと真面目にこの時間を電子レンジ購入に当てたほうが全てにおいて正しかったと思います。
まとめ
すごく楽しみにしていた分、こういった形で裏切られると本当に凹みます。
初期不良とかなら覚悟もしていたのでまだ良かったのですが、調査、注文、SIMカード契約、ロック解除のためにショップを回るなどの労力を費やした果てのレモン市場です。
想像以上の大ダメージとなりました。
余談
私が悪かったことがあるとしたら、先に「これはロック解除品ですか」と質問しなかったことですが、まさか白ロムと書いてあってロック解除できないものを売りつけられることは想像できたかというと、流石に無理なんじゃないかと思います。
中古品を買ったことが私の間違えかとも思いましたが、それを言い出すと人の手を介したものは何も買えなくなるか、保証を馬鹿みたいに付ける必要があるので、中古品の購入自体をミスとは思いたくない、と自己弁護してみます。
さらに余談
日本のキャリアのスマートフォンを買ったことが失敗なのかもしれません。
海外製の最初からSIMフリーの端末を買えば避けれた可能性が高いです。
※それはそれで別の問題が発生しそうですがハズレを引いても買い換えるだけです。
日本の携帯キャリアは独自仕様を組み込みすぎているので、汎用性があまりにありません。
残念ではありますが、今後日本の大手キャリアの携帯端末を購入することは無いと思います。
(使い捨てにするには大手キャリアの端末は面倒があまりに多すぎます)
SoftBankに就職したいみたいな記事を書いた人間の書くべきことではないとは思う。