1000万円を貯めるために私がしたことと言えば…
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習慣化がすべてのカギを握る
私はサラリーマン時代に一応1000万円までは貯めています。
かなりの安月給だったので、結構な無茶をしたつもりなのですが、改めてそのやり方を考えてみると、それほど無理はしていなかった様に思えます。
その時取っていたやり方を記事にします。
※その1000万円は、独立やら不動産投資の対応で今はもう手元にないのが悲しいことですが・・・
絶対に必要なこと
現資産=収入(インプット)+資産(ストック)-支出(アウトプット)
です。
なので、これらの数値を把握することが最初に行うこととなります。
収入(インプット)を正確に把握する
収入は月単位で把握しておくことが最も望ましいです。
サラリーマンであれば給与明細に書かれる手取り金額が重要です。
絶対に引かれる社会保険料等は最初から無いものとして考えるべきです。
ボーナスが出ている場合はそれらを加算しての平均値を求めます。
フリーランスの場合は、多少面倒ですが、必要経費をすべて引いた金額かつ半年分の平均収入など、ばらつきを減らした金額にしなければなりません。
前年に確定申告をしているのであれば、その際の所得金額の12分の1で考えておけば良いでしょう。
現時点での資産(ストック)を把握する
1000万円を貯めるということは、資産(ストック)を1000万円にするということです。
現時点の資産が0であれば特に気にする必要はないですが、既に500万円溜まっていたり、逆に借金がある場合は、1000万円までの難易度が当然変わります。
クレジットカードの使用残高等がある場合は、それらをストックから引きましょう。
一定範囲での支出(アウトプット)を把握する
月間での支出というのは、結構ばらつくので厳密に求めることは難しいです。
年間または半年間でいくら程度の出費があったのかの平均値を求めてみれば良いでしょう。
これらは、単純に銀行口座の残額から求めれば良いでしょう。
可能であれば、何・どこに、どの程度の割合で支出があるかを把握しておきましょう。
やっておけば良いこと
減らせる支出があるかを判断する
収入を増やすことに比べ、支出を減らすことは難易度が低いです。
大抵は無駄なものが何がしら見つかるので、そこを削ることができます。
仮に、現時点で「インプットーアウトプット」がプラスでない場合は、先に家計の見直しが必要です。
ストックがマイナスの場合は0にする
ストックがマイナスということは、借金がある状況と言うことになります。
その状態かつ「インプットーアウトプット」が0未満の場合で1000万円を貯めるというのは夢物語となるので、先に借金を返すための改善を行いましょう。
いつまでに1000万がほしいかを明確にする
今すぐにほしい、と言うのは本音ですが、そういうわけにいかないのが現実です。
ある程度現実的な期間を策定します。
なお、10年(120ヶ月)で0円から貯めたい場合、一月で約8.4万円必要になります。
やるべきことは単純
1000万円を一括で用意することは難しいです。
ですが、それよりも小さい単位であれば難易度が下がります。
1000万円という金額を細分化していくことが必要です。
1000万円=100万円×10(回)
と言うようにするのであれば、100万円を10回ストックすれば1000万円が溜まっていることになります。
100万円を貯めるには、10万円を10回貯めれば達成できます。
つまり、以下の式になります。
1000万円=100万円(10万円×10(回))×10(回)=10万円×100(回)
10万円を貯める習慣さえできてしまえば、後は時間さえかければいつかは1000万円に届きます。
あとは、その細分化できる金額に併せてルールを作っていくことになります。
毎月いくらストックするのかルールを作る
あらかじめ、毎月いくらストックにできるのかを把握しておく必要があります。
「最終的に残った分だけ」などとしてしまうと絶対に貯まりません。
人はどこかで自分を甘やかしてしまうので、最初に強制的に行うようにしないといけません。
これを求めるために、最初に出した「インプットーアウトプット」の金額で自分ができる金額を求めましょう。
「いつまでに」という目標が決まっているのであれば、それに合わせて細分化した金額、特に期間が決まっていないのであれば、自分が貯蓄できると思う最低限の金額から習慣化していけば良いでしょう。
いきなり最大値をストックしようとしても、よほどの意志力がない限りは不可能なので、多少は甘くする必要があります。
ちなみに、ひと月5万円のストックで、1000万円までは200ヶ月(約16.7年)となります。
結構な期間となりますが、上記のように細分化して考えると、2ヶ月で10万円がたまり、20ヶ月で100万円が貯まる事になります。
200ヶ月後を思い浮かべて行動するよりも、2ヶ月後を思って行動する方が随分と気が楽になるので、目標を細分化することは必須です。
サブルールを作る
これは必須ではありませんが、ストックを増やすためのサブルールを定義しておけば更に目標への達成速度が高まります。
私がサラリーマン時代に行っていたサブルールは以下のとおりです。
- 残業代が出たらそれはすべてストックにする
- 賞与(ボーナス)が出ればそれはすべてストックにする
これらのルールを加えたことで、毎年ストックを見直して細分化の幅を考え直す必要はありますが、余剰金がすべてストックになったことで、思っていた以上に早く目標を達成することができました。
まとめ
1000万円を貯める、ということはなかなか大変なことですが、目標を細分化していくことで、十分達成可能な金額となります。
「目標の細分化」という工程は、別にお金を貯めることでなくても、いろいろな目標の達成の際に役立ちます。
例)
サイバー大学で1期19単位で143授業受ける必要がある…oh
ひと月にすると24回…んん?
一日0.8回の授業を受ければいい!
と言ったように、細分化してみると思ったよりも楽だったということがよくあります。
頭の隅に入れておき、達成不可能に見える目標に挑戦する際に、思い出してみてはいかがでしょうか。