税金を減らすために無駄遣いが必要という本末転倒な現状
スポンサーリンク
どうしてこうなる
確定申告の準備をしていて思うのですが、税金を減らすための無駄遣いが結構あります。
事務所の椅子にここまで費用かけなくてええやん(椅子にマッサージシートやらマッサージピローが括り付いている)、とか、ここまでのグレードのPC(タブレットPC)は本当に必要なの、とかそういった疑問は感じてしまいます。
普段、自分のためには無駄遣いをしません。
(100円のコーラを飲むのに迷いが生じる。財布と胸が痛む)
なのに、事業のためなら躊躇せず、一切の迷いを捨てて無題使いに挑むさまは、我ながらいっそ清々しささえ感じてしまいます。
フリーランス・自営業になったら必要な感覚
業務に密接した無駄遣いをすればするほど支払うべき税金・年金保険料・健康保険料は減ります。
ぶっちゃけ、中途半端に利益を出すくらいなら、その利益を浪費しても結果だけを見ると税金を愚直に払うのと対して変わらない結果になる可能性があります。
ものや経験が残るだけ無駄遣いのほうに軍配があがります。
よって、
- 効率の良い無駄遣いの方法(+無駄遣いする喜び)を覚えること
- 無駄遣いだと思いつつも領収書やレシートはとっておく汚い几帳面さを身につけること
- 経費にできるかどうか微妙なものでも、とりあえず経費に入れてみる面の厚さ
などが必要になってきます。
実のところ、経費を申告して税務署にツッコミを食らうよりも、経費にできそうなものを申請しない事によるデメリットのほうが大きいです。
なにせ、申請自体をしないとなるとメリットが一切ありませんので。
ダメ元で申請してそれが通れば、申請金額の税率分が実質的な利益になり、ダメだったら多少の追徴を食らうだけです。
※あんまりに悪質だと脱税扱いになる可能性があるので限度はありますが
みんな超累進課税って税制が悪いんだ。
税金の支払いを減らすことの欠点
当然ながら、経費を積みまして純利益を結果的に減らしてみせることにはデメリットもあります。
やはり、ローンが組めないことは多いです。
不動産を手に入れる際、新規に事業を起こす際の資金調達先の確保など、まとまった資金を用意したいというときに不利になります。
要は、収入額を提示しないといけない瞬間が多少困ることになります。
※はじめから個人事業主って言って自分でローンは通らないでしょうって言っているのに、それでもローンを勧められてやっぱり無理です、って言われるのが続くと腹が立ってきます
総合的に考えても
無駄遣いして経費を積み重ねることの欠点というのは思った以上に少ないです。
ローンが組めないと言っても、どうせ大して良い条件は提示されませんし、そもそもがまとまった金額が必要になるときにしか困りません。
税金・社会保険料はルールに従って払っていくので、なにも問題はありません。
最終的に手元に残るものが増える以上、面の皮を厚くして無駄遣いを積み重ねていくというのは正しいことになってしまいます。
まとめ
無駄遣いは嫌だけれど、結果だけを見てしまうと経費を積み重ねるために無駄遣いを行うことは決して悪いことではありません。
法に触れない程度に程々かつ、自分に利益が残るように無駄遣いをしていきましょう。
問題は、自営業を辞めた後に元の無駄遣いを行わない生活に戻れるか、ということですが、それはその時になったら考えます。