仕事がつまらないと感じる事があるが・・・
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必ずしもつまらないことが悪いことでもない
今参加しているプロジェクトは保守系の作業なので面白みはほとんどありません。
モチベーションの維持が最大の課題となっています。
ただ、それが悪いというわけではありません。
大概の場合、本当にヤバイ級の仕事は「つまらない」じゃなくて物凄くハイな精神状態を無理やり維持して全速力で駆け抜けるか、死にそうなくらいなダウナー状態かつ淡々と仕事をこなせる体調を本当に死なない程度に維持することになります。
今の「つまらない」状態は仕事に対してのモチベーションが極端に低いだけなので、仕事以外の時間は普通に過ごせます。
※モチベーションが低かろうと当然やるべきことはやりきりますが。
上記のようにちょっと日常生活に影響を及ぼしそうな状態で仕事をするわけでないので、日常生活側で上手くバランスを取ればなんとかなるような気がします。
デスマーチ*1は日常とともに
IT業界に入ってデスマーチを経験したことがない人というのはいるのでしょうか。
淡々と仕事をしているとふと、そんなことを考えることがあります。
むしろ、デスマーチにならないプロジェクトというのはあるのでしょうか。
どんなプロジェクトに参加してもどこかしらに危険な芽が生えているように思えます。
- ソースコードが管理できていないプロジェクト
- マネージャーが倒れて半年遅れになったプロジェクト
- 超短納期かつ人員が明らかに足りていないプロジェクト
- 予算はあるけれど人が次々に抜けていくプロジェクト
- 手続き関連が面倒でモチベーションの維持が厳しいプロジェクト(今ここ)
など、ちょっと思い返すだけで多かれ少なかれすべてのプロジェクトで何らかの問題はあります。
逆に問題なく上手く行ったと思い出せるのは、短納期(超はつかない)かつ小規模のプロジェクトばかりですが、そういった仕事は多くはありません。
基本は大きい問題を解決するためにプロジェクトを立ち上げるのだから、中規模以上のプロジェクトが中心となり、そうなると見積もりや顧客との折衝、トラブルの予見が難しくなっていくので自然と問題の発生率は高くなっていきます。
小規模である程度の人数が揃ったチームであればそういった問題にも対応しやすくはあるのですが、それでも問題は発生する時はあります。
※ベテランが抜けるとか
やはり、デスマーチにならないと言える仕事自体が少ないのではないかと思います。
これからIT業界に入ろうとする人は、デスマーチがあることを前提にしておくべきです。
IT業界のデスマーチについて学ぶならば、この本は必読です。
経験者であれば程よく胃が痛くなることができます。
※この本とデッドラインはすべてのIT関連者が(胃痛を耐えて)読むべき本であると思っています。
まとめ
最近仕事が酷くつまらなく感じてモチベーションの維持が難しいですが、それでもなんとかなってしまっているわけで、見方を変えれば絶対不可能なデスマーチの渦中にいないということです。
こう書くと、まだ恵まれた状態ではあるように思えるので不思議なものです。
*1:死の行進